不安とは?
誰にでも「不安」を感じることはあります。
しかし、その不安が強くなりすぎて、日常生活に支障をきたすほど続いてしまうと、とてもつらいものです。
「失敗したらどうしよう」「人にどう思われるだろう」と頭から離れなかったり、動悸や息苦しさなど体の症状が出てしまうこともあります。
医学的には「不安症」と呼ばれることもありますが、ここでは日常の中での「不安」としてご紹介します。
一人で抱え込まず、安心して相談してよいことだと知っていただければ幸いです。
不安に伴う症状
- 過度な心配や緊張が続く
- 動悸、息苦しさ、めまい、胃の不快感など体に症状が出る
- 集中力が低下し、仕事や勉強に支障が出る
- 「考えすぎて眠れない」など睡眠に影響する
- 不安を避けようと行動が制限される
ご自身で出来る工夫
- 不安を書き出し、現実的かどうかを見直す
- 深呼吸やリラックス法を取り入れる(腹式呼吸や軽い運動)
- 「最悪の事態」を想定し、それでも対応可能な準備をする
- 考えすぎを止めるため、意識的に気分転換をする
- 必要に応じてカウンセリングや専門家のサポートを受ける
周囲の方の接し方
- 「気にしすぎだよ」と否定せず、「大変だね」と共感する
- 急かさず、安心できる環境を作る
- 「困ったら手伝うよ」など、具体的なサポートを提案する
- 不安と上手に付き合えるよう、「一歩」をサポートする
よくあるご質問
-
不安を感じやすいのは病気ですか?
-
不安は誰にでもある自然な感情です。ただし強くなりすぎて生活に支障をきたす場合は「不安症」と呼ばれることもあります。病気かどうかに関わらず、安心できる場で話すことが回復の第一歩です。
-
不安はなくせるのでしょうか?
-
不安を完全になくすのは難しいですが、「上手に付き合う方法」を身につけることで日常生活はずっと楽になります。カウンセリングでは、その方法を一緒に探していきます。
-
医療機関とカウンセリングはどう違うのですか?
-
医療機関では主に診断や薬による治療が行われます。心理カウンセリングでは「気持ちを整理し、対処法や生活の工夫を見つける」ことに重点を置きます。併用していただくことも可能です。
カウンセラーからのメッセージ
不安を感じることは、決して弱さではありません。
ただ、不安が大きくなりすぎると心も体も疲れてしまいます。
「こんなことで不安になるなんて」と自分を責める必要はありません。
安心できる場で気持ちを整理しながら、少しずつ心を軽くしていきましょう。
併せてご覧ください
藤田 勇気 プロフィール
カウンセラーになったきっかけ、略歴などをご紹介させていただきます。 カウンセリングをご検討の際に参考になさってください。
仙台市・富谷市・大和町でのカウンセリングスペースのご案内
宮城県仙台市・富谷市・黒川郡大和町近郊でのカウンセリングスペースのご案内です。
カウンセリングメニュー総合案内
ご相談いただく方それぞれに最適な方法でご案内できるよう様々なカウンセリングメニューをご用意しております。
初めてのカウンセリング
カウンセリングのご検討中の方へ。初回カウンセリングの流れやその効果について、ご案内しております。緊張や不安な気持ちもそのままで大丈夫です。