ここが私のアナザースカイ(#230)
みなさんこんにちは。
出たいですよね。アナザースカイ。
多くの人が「出るならどこを紹介しようか…」と妄想したことがあるのではないでしょうか。
「ここが私のアナザースカイです」”第二のふるさと”か”憧れの場所”はどこですか?
これがまさに今月のくれたけ心理相談室のブログお題なんです。
ついに妄想を世に出す瞬間が来ました。よかったら私のアナザースカイ、見ていってください。
思い出の遺跡群
私のアナザースカイはカンボジアです。写真もそれっぽく作りました。
学生時代に友人らと訪れた彼の地には、9~12世紀頃に存在したとされるアンコール王朝の遺跡が各地に残されていました。
もう何年も前のことだけれど、また訪れたい場所になっています。
それまでも日本の歴史的建造物には訪れたことがありました。しかし何となく見る程度で、私にはそこまで思い出にはならなかったのです。
しかし、カンボジアは違いました。もっとも有名な上の写真の遺跡はもちろん、各地に時代も造りも異なる不思議な世界がありました。
時の経過とともに自然に飲み込まれ、姿を変えつつも巨大な遺跡が静かにかつ力強く佇んでいる様に度肝を抜かれたのを覚えています。
さらに、崩壊の危険性や保存状態の悪化が心配される部分は別ですが、これらの遺跡は中に入ることが出来て、壁や柱に触ることが出来ました。
「本当に行けるのか?」と思うようなボロボロのはしごを使って遺跡上部まで登って一帯を見晴らした時には、それはインディージョーンズの気分。
目に飛び込む巨大で複雑な遺跡らが、重機やコンピューターのない時代にどうやって作られたのか、想像もつきません。
もちろん、考古学や建築学によって解明されているのでしょうが、途方もない時間や労力が注ぎ込まれていたであろうことだけは私にもわかりました。
そして、数日間の滞在で何か所かの遺跡を訪れましたが、まだまだ見ていたい、何度でも訪れたいと感じたのは初めてでした。
何かが変わった旅行
友人と旅行に行ったのだから、それはそれは楽しいものでした。写真もたくさん撮ったし、ご飯もおいしかった。
灼熱の中ビール片手に街を歩くのは「旅行!」という感覚があり、最高の思い出です。
それに加え今思うのは、「遺跡」が好きになった瞬間だったなぁということ。
歴史については詳しくないけれど、巨大で理解の及ばぬものへのロマンを感じ取ったあの場所が、私のアナザースカイでした。
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