「知らない」が生む怖さ

こんにちは。

ちょっぴり遠出した帰り道。
いつもは大通りを通って帰ります。

でも、ナビが言うのです。
「大きな渋滞が発生しました」
「別のルートでご案内します」

渋滞か~と思いつつ、案内の通りに脇道に。

どうやら山沿いの道を行くようで。
知らない地域なのと
日が暮れた後だったこともあり
ナビをされていてもちょっとドキドキ。

街灯も少なく、道幅も狭くて山道はクネクネ。
なんだか不安になっていくのです

「本当にこれ帰れるの?──いや、ナビが言ってるし帰れるでしょ。」
1人でそんなことを考えながら
暗~い道をゆっくり帰ります。

いつもの大通りや市街地からはきっとそんなに離れていないのでしょう。
たま~に街の明かりがチラチラ見えるし。
それでも知らない道や暗さが、心細さに繋がるんですよね。
私がビビリなのもありますが…

謎の山道を進んだ時間は、1時間もなかったはず。
映画のように暗闇からモンスターが出ることもなかったし
山道でパンクした、なんてこともありません。

でも、見知った地域に着く頃には、ドッと疲れていて。
「知らない」だけでこうも負担がかかるんだなぁと思ったのです。

おなじクネクネ山道でも
通ったことがあって
昼間で
位置関係がよくわかっていたなら
全然怖くなかったことでしょう。

知らない
見えない
予想もしていない

そんなことがあると、人は不安になりやすいんですよね。
運転だけではなくて
人付き合いや、お仕事、やるべきこと
どんなことでも

知ろうとして
理解して
考えてあげられたら
不安も和らいで、もっと気楽に進んでいけるのかもしれませんね

「知らない」恐怖

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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