居心地のよい組織のつくりかた

みなさんこんにちは。
前回の記事では、
「個人にとってのカウンセリングの価値」をお話しましたが、
今回は組織として活用する意義に焦点を当ててみます。

企業や学校などにおける
メンタルヘルス対策のヒントとして
ぜひ参考にしてくださいね。

なぜ、組織のメンタルケアが必要?

現代はストレス社会。
長時間労働
人間関係
成果へのプレッシャー
これらによって、心身の不調に悩む人が増えています。

その結果、
業績の低下
離職
職場の雰囲気悪化
このような悪循環が起きることも。

カウンセリングで見込める3つの効果

① ストレスの早期発見と軽減

外部カウンセラーを活用することで、
組織内の関係性を気にせず相談できる環境が整います。

安心して話せる場があることで、
本人が抱えるストレスの原因を明確化し、
対応しやすくなります。

※守秘義務のもと、相談内容は組織に共有されません

② 満足度・モチベーションの向上

悩みを抱えたまま働くと、
日常の業務も苦痛になりがちです。

しかし、カウンセリングのような
「安心できる支援の仕組み」があると、
自分の健康を大切にしてくれる場所だ」と感じ、
満足度や安心感がアップ。

その結果、
モチベーションも高まり、
職場全体の雰囲気も良くなっていきます。

③ 離職防止と人材維持

ストレスからくる離職は、
本人にも組織にも大きな負担をかけます。

人が辞めれば、
補充・教育・業務の引き継ぎ…
こんなふうにコストは膨大。

だからこそ、
「今いる人が安心して働き続けられる環境」
これ整えることが最も効率的で、
持続可能な組織づくりにつながります。

おわりに

組織の外部に相談先を持つことは、
一人ひとりのメンタルヘルスを守る仕組みをつくること。

そしてそれは、結果的に
組織全体の活力と成長力を高める基盤にもなります。

カウンセリングの導入を
「人を守るコスト」ではなく、
「未来への投資」として捉えてみませんか?

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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