キラキラ写真と失敗ご飯
SNSやテレビや映画を見ていると、世の中キラキラしたものだらけに見えますよね。
お洒落な服装、おいしそうなご飯、目を見張る絶景などなど…
たくさんの「素敵」を見ていると、自分もその一員になりたくなって。
いわゆる「映え」を自分もやりたくなるんです。
それは全然悪いことじゃなくて、楽しく暮らすための良いポイントになってくれるもの。
かく言う私も、作ったお料理の写真や目に留まった美しい風景なんかをSNSにアップするのが楽しみの一つです。
そしてその写真や動画にイイねやコメントをいただけると嬉しくなるんですよね。
でもでも、私がずっとキラキラしているかというと全然そんなことはなくて。
全く輝いていないタイミングや、大失敗作もたくさん生まれているんです。
特にお料理なんかはいい例。
1人でご飯を食べるとき、思い付きで新レシピを試します。
でも、だいたいパッとしません。
味は良いけど見た目がな~、とか
手間暇ばっかりかかって大変だなぁとか
そもそも美味しくもなんともないな…とか。
みなさんにお見せできないものはいっぱい生まれているのです。
景色やペット、自分たちの写真だってそう。
きれいな桜が咲いているのに、知らない人がたくさん映り込んじゃった!
動物たちが全然こっち見てくれない!
せっかく取ったのに我々の表情めちゃめちゃ変!
良い写真一枚とるのに、残念な無数の瞬間がおさめられているのです。
こう考えると、憧れのいつもキラキラなあの人だって、「その一瞬」以外は自分と同じ「普通の人」なのかもしれません。
あの人にも「地味な日常」がある。
だからきっと、比べて落ち込んだり、自分には輝きが足りないって感じたりする必要なんてないんです。
みんなそれぞれのペースで、時々キラッと光る瞬間を楽しんでいるだけ。
うまく撮れなかった写真も、パッとしないごはんも、みんな一緒。
今日も自分なりの小さな“いいな”を、大切にして過ごしていけたらいいですね。
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