組織の外の拠り所
みなさんこんにちは。
職場や学校など、どんな組織に所属していますか?
様々な組織という枠組みで暮らす中で、「腹を割って話す」ことはできていますでしょうか。
今日から2回の更新は、「組織外のカウンセラー」の役割を、個人として、組織としてどう捉えるか、のお話です。
まずは個人から。
ストレスの多い環境や長時間の拘束などが原因で、心身の健康が損なわれるケースが増加しています。
悩み・課題があっても、上司・先生・同僚・友人などには中々相談できず、抱え込んだ結果調子を崩してしまう。
こんなケースが多いのも事実です。
「職場で職場のことを相談したら、今後に響くかも」
「近しい人に心配をかけたくない」
「こんなことを相談しても相手も困るかな」
こう感じたことがある方は、実はかなり多いのではないでしょうか。私もあります。
とくに、「相談することで不利になる可能性」を感じると、動きづらくなりますよね。
そんなときに頼りやすいのは、外部のカウンセラーだったりします。
カウンセラーから組織に情報は漏らしません
例えば、私が企業と契約し、定期カウンセリングとして月に何日かカウンセリングを担当する場合。
この場合だと
「結局あとで話が会社にバレる」
「カウンセリングを申し込む時点で会社経由じゃん」
と感じる方もいるでしょう。
ここはご安心ください。まず、皆様のご相談内容を、上司等にご報告することはありません。
守秘義務を遵守しますので、どんなご相談でもお受けすることが可能です。
そもそも報告されるかも、と思っていたら、正直な気持ちが出せずにカウンセリングの意味が薄れてしまいますからね。
「この部分は伝えてほしいけど、これは伝えないでほしい」という形でももちろんOKです。
また、カウンセリングの申し込みについても、相談したい方に寄り添ってご準備いたします。
場所はオフィスではなく、離れた場所にあるカフェなどでも相談できます。
申し込み方法も会社の人事経由等ではなく、皆さんが相談したいときに、直接ご予約いただけるような仕組みづくりを契約の段階で検討することも可能です。
相談の内容によっては、組織の在り方や、働き方を変えていく必要がある場合もあります。
この場合は相談即解決、となるのは難しいこともあるのは事実。
しかし、皆様の相談を、匿名性を維持したまま報告することで働きかけていくことで改善を図ります。
個人としても組織としても、よりよい着地点を見つけられるよう双方の視点で考えていきます。
カウンセラーはあなたの味方
色々書きましたが、伝えたいのはこれです。
カウンセラーが相談を受けるとき、我々は組織や偉い人たちの肩を持つことはありません。
あなただけの時間・空間として、あなたのお話を全力でお聴きします。
そして、「あなたがどうなりたいのか」を一緒に考えていきます。
普段会わない、知らない人かもしれないけれど、だからこそ、気軽に、心置きなく話してください。
今回はカウンセリングを受ける個人としてのメリットのお話でした。
でも、これは組織にとっても大事でメリットはたくさんあるんです、というお話を次回しますね。
投稿者プロフィール
最新の記事
- 日々のこと2024年11月21日冬の朝 最大の敵は暖かい布団
- カウンセリング2024年11月20日心のモヤモヤ、ちょっと話してみない?
- くれたけ相談室からの宿題2024年11月19日吸い寄せられる暖かさ(くれたけ#238)
- 日々のこと2024年11月18日落ち葉が教えてくれた、積み重ねの大切さ