気にし過ぎちゃうあなたへ

有名人や成功者は、良くも悪くも多くの目に晒されることが世の常。
褒められたり、批判されたり、現代社会ではあっという間にあらゆる意見が飛び交います。

そんな中、彼らは一人の意見に迷わされず、うまく情報を選んで取り入れている人も多いのでしょう。
「嫌なら見なければいい」
「気にしない」
よく言われるこういったことが自然にできているのかも。

この「流す力」を持っていれば、人と比べて自分を負に感じることも減り、余計なストレスを抱えずに済むのでしょう。

でも実際には、これを自分一人で実践するのは簡単ではありませんよね。
気にしないようにしようと思えば思うほど、むしろ気になってしまう。

どうしたら「流す力」って身につくのでしょう?

私個人の感覚としては、「流す」というと、単に「無視すること」ではなくて、「受け止め方を変える」ことに近いのかなと思っています。

気にしないようにしよう、と無理に思っても、気持ちは自分の思い通りにならないもの。
ですが、情報の受け止め方や観点を変えることで、気にしすぎないことはできると思うのです。

ただ、これは一人で簡単にできる人は多くないと思います。
そこで大切なのが、誰かと一緒に考えてみること

誰かと話すことで、ヒントが見つかりやすくなるんです。

私自身も、人に頼ることで心が楽になった経験がたくさんあります。
一人で考えると行き詰まってしまうことも、誰かと話すことで意外な視点が見えたり、気持ちが軽くなったりしました。

自分で経験してきたからこそ、「流す力」は、一人で育てるものではなく、人と互いに助け合いながら磨いていくものだと思っています。
一人で我慢せず、ときには語り合って、前に進んでいきましょう。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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