緑が過ぎる暮らしです

最近、奥さんの顔が見えません。

こう書くと、
ちょっと不穏な関係性の話に見えるかもしれませんね。

でも、今日の話は人間関係ではなく、
「物理的」な“見えない”なんです。

我が家のリビングには
ダイニングテーブルがあって
私が座る場所は決まっています。

その席の横には
カメのトビオが過ごすスペースがあり
後ろには観葉植物があるのです。

今回の問題は、その植物。

エバーフレッシュちゃんです。

鮮やかな葉の色で見た目もかわいく
空気もキレイにしてくれるステキな存在。

リフレッシュ効果も高いと聞いて
私の近くにいてもらっているのですが…

育ち過ぎました。

日に日に枝を伸ばし葉を広げ
私を覆いつくすように成長し
気づけば顔の前に枝を垂らすように。

その結果どうなったのか。

目の前に座っているはずの
家族の顔が見えなくなりました。

そうは言っても、文字だけでは
どんな状況かわからないでしょうから
お見せします。

前が見えない

こうです。

ちゃんと奥さんは目の前にいます。
でも見えるのは、元気いっぱいの葉っぱだけ。

喜んでいるのは胸のヤギ二匹だけですね。

“緑に囲まれる”という表現は
リフレッシュや癒しの意味でよく使われますが
どうやら何事にも限度はあるようです。

癒やしも
自由も
元気も。

やりすぎると、
大切なものが見えなくなることがあるみたい。

葉っぱの向こうから聞こえてくる声は
今日もちゃんと元気だけど。

顔が見えないのはやっぱり良くないので
今週末にでもさっぱり剪定しちゃおうと思います。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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