伝えたいからこそ、極論じゃなくて

「もういい!離婚しよう!」
「辞めればいいんでしょ!」

こんなふうに、感情が高ぶると極端な言葉を口にしてしまうこと、ありませんか?
言った側は本気じゃなくても、言われた側は戸惑ってしまうもの。

「わかってほしい」
「助けてほしい」
本当はそんな気持ちが奥にあるのに、つい極論になって、すれ違いが生まれてしまう。

でも、感情の波が落ち着くと「言いすぎたかな…」なんて後悔することも。
極端な結論を出したいわけじゃないのに、出た言葉と生まれるすれ違い。
こんなとき、どうしたらいいんでしょう?

極論に走りそうになったら

💡 「今の気持ちは0〜100のどこ?」
怒りで「100%ムリ!」と思っても、少し冷静になれば「50%くらいかも…」と気づくことも。

💡 「この言葉を言われたら?」
「辞めればいいんでしょ!」と言われたら寂しい。
なら、自分の言葉も相手にそう届いているかもしれません。

💡 「本当に伝えたいことは?」
「もう辞める!」ではなく、「今の働き方がしんどくて…」と伝えたほうが、相手も理解しやすいはず。

0と100の、間を探す

極端な言葉が出るのは、それだけ気持ちが強いから。
でも、伝えたいからこそ、少しだけ言葉をやわらかくすることで、お互いの心がほぐれていくのかも。

大事なのは、「白か黒か」ではなく、その間のグレーの部分
そこで折り合いをつけられたら、もっと話し合えるようになるはずです。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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