心に届くシンプルな伝え方
こんにちは!
学生時代、恩師から何度も言われた言葉があります。
"Shorter is better.(短いほうが良い)"
当時は少し厳しい言葉だな~って思ってました。
でも、だんだん身に染みてきて、今ではその意味がよくわかった気がしています。
簡潔に話すことや書くことは、日常のコミュニケーションでもとっても大切だからです。
シンプルな言葉は、相手の心にスッと届きやすいのです。
伝えたいことを研ぎ澄ます
情報があふれる現代では、伝えるための時間も限られがち。
だからこそ、“何を一番伝えたいのか”を見極めなきゃいけないことも。
言葉をたくさん並べるより、そぎ落とした言葉のほうが本質を引き立ててくれるのです。
プレゼンの場やメールでも同じでしょう。
要点を絞って話すと、相手は理解しやすく、記憶にも残る。
シンプルだからこそ、温かさが伝わる
シンプルな表現には温かさもあると思っています。
“大切に思っている”気持ちは短い言葉で十分伝わるものです。
たとえば、家族や友人への「ありがとう」や「お疲れさま」の一言。
それだけで十分なコミュニケーションになることだってありますよね。
言葉を丁寧に選び、必要な部分だけを伝えることで、相手とのつながりもより深まるはず。
シンプルかつ心に届く伝え方をするには、例としてこんなやり方もあります。
- キーワードを意識する: まず自分が一番伝えたい言葉を見つけましょう。
- 不要な言葉を削る: 修飾語や同じ意味の重複表現に気をつけましょう。
- 一文一メッセージを心がける: 一つの文章に複数の情報を詰め込みすぎないように。
難しいけれど、何が伝えたくて、何が必要なのか。
それが見つけられるようになると、コミュニケーションはもっと楽しくなると思います。
恩師の「shorter is better」という言葉。
それは単に短く話せという命令ではありません。
「伝えるための工夫」を教えてくれたのだと思います。
余計な言葉をそぎ落とし、必要な言葉を丁寧に選ぶこと。
それでこそ、あなたの大切な想いはもっと鮮明に相手に届くはずです。

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