誰かに喜ばれる人でありたい

何かを頑張って続けていると、
自然と人とのつながりが生まれます。

同じ目標に向かって努力して、
時には競い合い、時には笑い合う。

みんなが等しく努力しているのだから、
自分が思うよう出せない日もあれば、
誰かが一歩先に進む日だって出てきますよね。

それでも、一生懸命やった結果なら
相手のことを讃えられる気持ちも沸いて
その場はとても心地よくなるものです。

勝つことだけでなく、
そこに至るまでの過程や姿勢も
大切にされている場所。

そんな関係性が築かれていると、
集まる時間そのものが、自然と楽しいものになるんですよね。

けれど、ときどき。
そうはいかないこともやっぱりあって。

場の流れよりも、自分の言葉が先に出てしまったり。
意図せず、誰かの気持ちを置き去りにしてしまったり。

悪意があるわけではなくても
そうした振る舞いが重なると
周囲との間に、静かな距離が生まれてしまうことも。

そしてその状況で
そうした人が「結果」だけを手にしたとき。

拍手はあっても、
笑顔が少ない。

言葉はあっても、
心がついてこない。

そんなふうにせっかくの結果も
寂しいものになってしまうかもしれません。

そう考えると、
「どう在りたいか」という感覚は
ふと立ち止まったときに、思い出したいものだなと感じます。

何かを成し遂げたときに、誰かに喜んでもらえる人でありたい。

結果だけでなく、
そこに向かう姿勢ごと、祝福されるような在り方でいたい。

どんなときでも胸を張って歩いていけるように
心の在り方を大切にしていきたいなと思います。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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