つながりが見えたなら

人間関係のことを「つながり」と言いますよね。

これはあくまで比喩ですが
もし“心の距離”がロープになって
お互いの体をつないでいたらどうなるだろう、と考えたことがあります。

そのロープには長さの限界があります。

ちょうどいい距離でいられれば
ロープにはたわみができて、
お互い自由に動くことができる。

でも、どちらかが行きたい方向へ進みすぎると、
ロープはピンと張って
もう一方は引っ張られることに。

引っ張られた側は動きづらくなり
場合によっては転んでしまうかもしれませんね。

それに、もし引っ張り合いが続けば
ロープはどんどん張りつめて
切れてしまうことでしょう。

あるいは、たとえ真逆でなくても
すれ違い続けるとロープが絡まって
ぐちゃぐちゃになってしまうこともあるかもしれません。

そうなったら
ますます自由には動けなくなっちゃいますね。

もし“つながり”が本当に目に見えるロープだったなら
「ちょっと引っ張りすぎているな」とか
「少し絡まってきているな」と気づけるはず。

でも実際の人間関係は、そうはいかないもので。

見えないからこそ
知らないうちに引っ張ってしまったり
引っ張られていることに気づかなかったりします。

だからこそ私たちは
ときどき立ち止まって
この“距離感”を感じてみることが大切なのかもしれません。

相手の動きを変えようとするよりも、
まずは自分がどんなふうにロープを引いているのか
そんなところに目を向けてみる。

そして、無理に引き合うだけじゃなく
ちょっと緩めてみる、なんて選択肢も見つけながら。

つながりって
「切る」か「続ける」かだけでなく
“ちょうどいい張り方”を
探していくものなのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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