顔写真の大切さ

みなさんこんにちは。
「顔が見られて安心した」という経験、ありますでしょうか。
今日は「顔写真」と「就職活動」のお話。

カメラ

私たちカウンセラーがお話しするときは、対面なり、ビデオ通話なり互いのお顔が見える状態のことが多いです。
言葉に出ない心の動きがちょっとした表情や動作に現れることが多いことと、顔が見えたほうが安心感がある、という理由から顔を合わせた状態でお話しするんですね。

この「顔を見て安心する」というのは、映像だけではないかな、と思うこともあります。
特に、就職活動をお手伝いしているとよく感じるのです。

就職活動では、履歴書に顔写真を貼ることが大半です。
証明写真機やスマホでも準備できる手軽さから、適当なものをパッと添付して終わり、という方も多いのが事実…

でも、採用担当の方々は、顔写真は結構しっかり見ていて、写真だけで見送った、なんてお話も聞いたことがあります。
これはもちろん、「美男美女がいい!」ということではないんですね。
応募者の雰囲気や、表情、丁寧に撮って貼り付けているかといった部分を見ているのだとか。

たとえば、服装がヨレヨレのTシャツだったり、仏頂面であったり、現状とは全く異なる見た目であったり。
あとは曲がって貼り付けられていたり、折り目があったり。写真や書類そのものが汚れているなんてのも。
極端な例かもしれませんが、実はよくお見掛けするんです。

このような状態だと、採用担当の方はそれだけで、ちょっと不安になることもあるそう。
大事な書類を雑に扱うのでは、とか、単純に怖い人なのでは、とか。

そう思われてしまうと、目を引いた応募者だけでなく、普通の写真で「何とも思われていない」応募者と比べられても既に不利になってしまうんですね。
書類選考通過者の人数が限られているならなおさら。
この人に「会いたい」と思ってもらえなければそこで終わっちゃうんです

写真がすべて!とは全く思っていませんが、あの小さな写真が、結構大きな影響を与えるんですね。
証明写真を準備するときは、こういうこともある、と思ってもらえるとよい結果に繋がりやすいかもしれません。
どうせお見せするなら自分の輝きを見てもらいましょう!というお話でした。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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