『断ること』は悪くない!自分を守るため!

『断りたいけど、角が立つのが怖い…』
突然の頼まれごとに、そう感じたことはありませんか?

以前、自分の思いや気持ちを伝えつつ、相手の立場にも配慮する
“アサーティブなコミュニケーション”についてご紹介しました。
👉 アサーショントレーニングの記事はこちら

実は「断ること」もそのひとつ。
自分を守りながら、相手への敬意も忘れない。
このバランスが取れると、人間関係にも無理がなくなりますよね。

今日は「断る」ことに向き合ってみたいと思います。 

そもそも、なぜ断りづらい?

断ることに抵抗を感じる理由は、人によって様々ですが…

  • 相手を傷つけたくない
  • 嫌われたくない、悪く思われたくない
  • 「引き受けなきゃ」というプレッシャー

こうした思いがあると、
「NO」と言うのが難しくなってしまいます。

でも本当は…

あなたは“相手を困らせたくて”断ろうとしているわけではないはず。
「自分の大切な時間や心を守りたい」
そういった気持ちがあるからこそですよね。 

優しく断る3ステップ

断るときに大切なのは、
「相手への敬意」と「自分の意思表示」のバランス です。

1.感謝を伝える

「声をかけてくれてありがとう」
「私に頼ってくれたのが嬉しいよ」
こんな言葉から始められると、お互いが優しくなれます。

2.理由を簡潔に説明する

「今はスケジュールが埋まっていて難しいです」など、
短く・正直に伝えることがポイント。
長くなりすぎると、かえって言い訳に聞こえてしまうこともあります。

3.代替案があれば提案する

「〇〇の後なら手伝えるかもしれません」
「○○さんにも聞いてみるといいかもしれません」
相手が前向きに動ける提案があると、
断ったあとも気まずくなりにくいですよ。

心の負担を軽くするコツ

とはいえ…
断るのってやっぱり勇気がいりますよね。
そんなときは、こんな工夫も試してみてください。

  • 事前に準備しておく:「こう言おう」と事前に考えておくと安心
  • 一歩引いて考える:相手の課題を自分が背負いすぎてない?
  • 自分の価値を信じる:「断る=悪いこと」ではありません

断ることは決して悪いことではなく
むしろ

あなたの大切な時間や心を守るための
ひとつの選択肢です。

おわりに:それでも迷うときは…

「頭ではわかるけど、やっぱりうまく断れない…」
そんなお悩みも、ぜひお気軽にご相談くださいね。

対面や訪問でのカウンセリングも対応しています。
👉 訪問カウンセリングについて
👉 対面カウンセリングについて

あなたがあなたらしく過ごせるよう、
お手伝いできたらうれしいです。 

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです🌱
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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