「まだ足りない私」より「これから叶える私」へ

頑張ってるはずなのに、なんだか心が重いときってありません?
同じ目標に向かっているのに、言葉ひとつでこんなに違うんだなって思うんです。

たとえば、「お金を稼ぎたい」っていう目標があるとして。
そのときに、
「まだ稼げてないから我慢しなきゃ」って考えるのと、
「これを買うために頑張ろう」って考えるのでは、
見えてくる景色がちょっと違ってくるような気がするんです。

どちらも我慢しているし、努力している。
でも、前者は“今足りないこと”に焦点を当てていて、後者は“未来の楽しみ”を見ているような。

その違いに気づいたとき、
ああ、私は自分にもう少しやさしい言葉をかけてもいいのかもしれない、と思ったんです。

ネガティブな気持ちって、決して悪いものじゃない。
「我慢しなきゃ」
「まだ足りないから…」
こう思う気持ちには、真面目さや責任感が詰まってる。
でも、その言葉ばかりが自分の中に増えていくと、目標そのものがだんだん苦しくなってくる

足りない”から始まる言葉は、自分のことを責める方向に向かいやすい。
一方、“叶えたい”から始まる言葉は、自分の未来に光を灯すような感覚。

どうせ同じように努力するなら、希望を持って進むほうが楽しい。
まだできてない私」じゃなくて、「これから叶えていく私」を想像して。

そうすると、なぜだか心が軽くなるような。
無理に自分を叱咤しなくても、ちゃんと前に進める気がしてくるんですよね。
自分にかける言葉を少し変えるだけで、こんなにも感じ方が変わるんだって、ようやくわかってきたのかも。

だからもし今、頑張っている途中で息が詰まりそうになっていたら。
そのときは、自分にかける言葉を見直してみてください。

「まだできてないから我慢」じゃなくて、
これを叶えたいから、今日も進もう」って。

小さなことだけど、その言葉が未来の自分の味方になってくれるはず。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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