“借りものの言葉”に救われてもいい（くれたけ＃253）

2025年6月6日 2025年6月6日

藤田勇気

「カウンセラーからのお得な情報です！」
こう言うと、専門書の紹介や
「○○療法が効きますよ！」
こんな話を期待されるかもしれません。

でも、そういう素晴らしい知見は、
先達たちがたくさん語ってくれています。

だから私は、
いちカウンセラーとして、
そしてひとりの人間として。

もっと等身大の
“ちょっと役に立つかもしれないヒント”
コレをお届けしようと思います。

今日は「自信がなくなったときに、そっと効く言葉」の話。

自信って、いつでも満タンにできるものじゃないですよね。
そんなとき、
自分の言葉で励ませないなら
誰かの言葉を借りてみるのもひとつです。

私はよく、漫画やアニメのセリフに励まされてきました。

君が助けを求める顔してた

『僕のヒーローアカデミア』

自分がつらくても、気づいてくれる誰かがいる気がしたんです。
それに、私も誰かが助けを求めていたら、迷わず飛び込みたいって思ったんですよね。

“才能”は開花させるもの “センス”は磨くもの

『ハイキュー!!』

今の自分でも、前に進んでいいと勇気づけられました。
たとえ天才であっても、努力しなきゃ花は開かず、
天才じゃなくても、磨き続けたらそこに手が届くかもしれないと。

立って歩け前へ進めあんたには立派な足がついてるじゃないか

『鋼の錬金術師』

打ちのめされても、落ち込んでも、まだ立てる。
冷たい言葉にも見えるけど、「これから」があるって教えてくれました。

人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか

『ドラえもん』

シンプルだけど、そのとおり。
誰かができるなら、私にだってできるはずですもんね。

こうやって誰かの言葉が、
あなたの背中を押してくれることもあるんです。

自信がないときくらい、
“借りものの言葉”に、ちょっとだけ頼ったっていい。

それも立派な心のケアだと、私は思います。

今日のブログはくれたけ心理相談室本部からのお題「心理に関して、読者さんにとってオトクな情報を1つだけ披露してください」にお答えしました。
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藤田勇気くれたけ心理相談室（仙台支部）心理カウンセラー

宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
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