自分の道を歩いていく

10月も終盤。
空気がひんやりしてくるこの季節は、
どうしてか
「この先、どう生きていこうかな」と考えたくなるものです。

私も30代半ばを迎えました。
まわりを見渡すと
それぞれの人がまったく違う道を歩んでいます。

私はこれまでに2度の転職を経て、
いまはカウンセラーとして独立し、フリーで活動しています。

新卒で入ったのは、誰もが知る大きな組織。
あのまま残っていれば
きっと安定した、もしかしたら
人並み以上の生活を送れていたでしょう。
でも、辞めてよかった。
まったく後悔がないのです。

もちろん、今の暮らしは楽なことばかりではない。
仕事がなければ収入はゼロ
移動時間にも給料は出ないし
家賃補助なんてものもありません。

それでも、「生きている」って実感がある。
「自分が幸せに生きるため」に働いていると感じられる。
そうしたらいつの間にか
「誰かの幸せのために力になりたい」と思えるようになっていて。

出世や肩書きから離れた今のほうが
ずっと身軽で
私らしい生き方ができている気がするのです。

それと、同年代の友人知人を見ていると、
それぞれの「働き方の形」があって本当に面白い。

長く同じ会社に勤めて、一つの道をまっすぐ歩み続けている人。
何度も転職しながら、自分の興味や得意を更新していく人。
我慢の仕事はここまで!と「スキ」に正直に生きるため独自の暮らしを見つけた人。

どれも全く違うけど全部良い。
それぞれの世界の話を持ち寄ると、互いに興味が尽きないのです。

みんな自分なりのリズムで
自分の幸せを大事にしている。

その姿を見るたび
それでいいんだよなぁ~なんて思うのです。

「同じ場所にとどまる」ことも、
「違う道に進む」ことも、どちらも正しい。

大切なのは、自分が納得して選べているかどうか

曲がったって、立ち止まったっていい。

それでも笑顔が湧いてくるなら、
それがきっと、その人にとっての“最高の道”なんだと思います。

 

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです🌱
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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