「すみません」より「ありがとう」のほうがやさしかった

対面でも、メッセージでも。

「こんなこと言ってすみません」
「お目汚し失礼します」
そんな前置きをよく見かけます。

たぶん、相手を思っての一言。

言葉が重くならないように、
邪魔をしないように。

やさしさなんですよね。

私も、反射的に使っていました。

でも受け取る側になったとき、
少し気を遣ってしまうことに気づいたんです。

「怒ってるように見えたかな?」
「謝らせちゃった…どう返そう?」
相手の不安まで受け取る感じ。

そこで最近
試しに言葉を置き換えてみているんです。

「長文になってすみません」
→「読んでくれてありがとう」

「うまく言えなくてごめんなさい」
→「聞いてくれてありがとう」

すると、不思議と
会話がスムーズで、にこやかになる気がしています。

もちろん、謝る表現が悪いわけではなくて。
むしろ、そこには思いやりがある。

ただ、そんなあなた自身も
少し気楽に話せたらいいなと思うのです。

自分の声を
遠慮しすぎず
そのまま届けられるように。

そうなればきっと
あなたも
あなたが出会う誰かも
もっと心地よく話せるはず。

 

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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