悪者探しよりすれ違い探し

年末になるといつもより
人と話す機会も増えますよね。

久しぶりの人と会えば刺激もあって、
新鮮なやり取りができたりするけれど…

その分「すれ違い」も起きやすいもの。

意見がぶつかったとき
つい私たちが持っていきがちな結論は

「結局どっちが悪なの?」

でも、人と人の関係って
答えはひとつじゃないんですよね。

AさんにはAさんの理由があって
BさんにはBさんの気持ちがある。

それなのに「どっちが悪いか」を決めてしまうと
無理に“悪者”を作ることになってしまいます。

すると

  • どちらかが責められる
  • 話がこじれる
  • どちらも苦しくなる

そんな結末、誰も望んでいないはずなのに。

大切なのは「悪者探し」ではなく
「すれ違い探し」。

何がズレたんだろう?
どう感じたんだろう?

それを確かめ合えたら
悪い人なんていなかった
そう気づけることも多いと思うんです。

正しさを競わなくていい。
白黒つけなくていい。

「そう思ったんだね」と
相手の世界に少し寄り添えたなら。

年末の忙しい空気の中でも
ちょっとだけ
心が近づけるかもしれません。

近づけたらきっと
互いの素敵な姿が良く見えるはずですから。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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