「主語」を変える
みなさんこんにちは。
お話しをするとき、「主語」を考えて話すことはありますか?
簡潔に伝えるために要点だけ伝える。
互いの共通認識だから主語なしで話す。
こんなことも日常会話だとよくありますよね。
しかしだからこそ、「何かを伝えたい」ときには「主語」を明確にしておきたい、と思うのです。
「主語」を入れ替えるだけで、ニュアンスが変わることも多く、使いこなしたいテクニックでもあります。
伝える「内容」で「主語」を入れ替えよう
例えば、よく言われるのは褒めるときと注意するとき。
同じことを伝えても言われた側の嬉しさや反感の度合いが変わってくるんです。
極端にした例ですが、簡単にご紹介します。
パターン1:褒める
「この資料、すごいじゃん!」
「○○さん、すごいじゃん!」
どちらも同じ相手を、同じ作業について褒めているのですが、受け取る側の気持ちが変わっていきます。
褒められるときは、自分自身が主語になっていると喜びが大きいのだとか。
パターン2:注意する
「○○さん、間違ってるよ」
「この資料、間違ってるよ」
これも同じことを注意しているのですが、名指しで注意されると、自分自身全部が間違っているように聞こえてしまう。
モノが主語になっていると、ただ「その部分」だけのミスの指摘で済みますよね。
もちろん声をかけるときの「言い方」も大切なのは言うまでもありません。
それでも、自分が主語なのか、相手が主語なのか、はたまたモノが主語なのか。
これを意識して会話できると、コミュニケーションがもっと円滑になるのでは、と思います。
ぜひ試してみてくださいね。
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