言葉にするのは誰のため?

「言葉」というテーマで、これまでにも何度か記事を書いてきました。
それだけ、言葉というものが大切だと感じているからです。

誰かとコミュニケーションを取るとき、
まず最初に使うのは“言葉”ですもんね。

自分のために使う「言葉」

その言葉って、実は自分のためにも使えるんです。

「わがままになろう」という意味ではなくて、
「自分の心や考えを整理するため」に使う、ということ。

頭の中にある気持ちや考えは、
まるで空に浮かぶ雲のようなものです。
あるようで、形が定まらない。

それを言葉や文字にして外に出すことで、
初めて“形”になります。

言葉にすることで整理される

たとえば、声に出して話してみる。
あるいは、紙やスマホに書き出してみる。

誰かに伝わるように話す、
自分で読み返してわかるように書く。

その過程で、頭の中のモヤモヤが少しずつ整理されていくんです。


カウンセリングでも大切な“言語化”

実はカウンセリングでも
この「言葉にする」プロセスはとても大切な部分。

カウンセラーに話すことで、
自分の気持ちや状況が少しずつ整理されていく。
話しながら、自分の中にあった“気づき”が見えてくることもあります。

もちろん、カウンセリングでなくても大丈夫。

イメージを固めたいとき。
気持ちを整理したいとき。
自分の内側と向き合いたいとき。

そんなときは、言葉を使ってみてください。

言葉は、あなたの味方

言葉は、誰かと話すためのツールでもあり、
自分を理解するためのツールでもあります。

お金も道具もいらず、すぐに使える“味方”なんです。

もし一人ではうまく言葉にできないときは、
いつでも声をかけてください。
一緒に、言葉を探していきましょうね。

 

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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