言葉にするのは誰のため?
こんにちは。
「言葉」というテーマで何度かブログを書いています。
コレとか、この記事なんかも。ほかにもありますね。
何度も記事にするのは、言葉がとても大切なものだと思っているが故なのです。
誰かとコミュニケーションをとるのなら、真っ先に利用されるものですからね。
今までも
「誰かに思いを伝えるために」
「スムーズな関係づくりのために」
といったことを念頭に、いろいろ書いてきていました。
これらは大体、「あなたと誰か」を繋ぐアイテムとして言葉を扱ってきたものでした。
しかし、言葉を自分だけのために使うことも大切だなと思います。
決して「わがままになりなさい」とか「好き放題言いなさい」と言うことではないですよ。
それをしたら、誰かとのコミュニケーションアイテムとしての言葉が壊れちゃいます。
自分だけのために使う
これは、「頭の中を整理する」という意味で使っています。
自分の状況や考えを、頭の中から「言語」にして外に出す。
声にしてもいいし、文章にしてもOK。
誰かに伝わるように話したり、読み返してわかるような文章を作る。
頭の中の「考え・気持ち」というのは、雲の浮かんでいるようなもの。
しっかり頭の中にあると感じても、形や纏まりがないことが多いのです。
それを言葉や文字にするときには、明確な「形」にしないといけない。
この工程を行うとき、頭は急速に整理されていきます。
カウンセリングの役目としても、この部分は重要な位置づけになっています。
たとえカウンセリングでなくとも
イメージを固めたいときや、整理したいとき
自分で受け止めていきたいとき
こんなタイミングには、口にしてみたり、文字に起こしてみてください。
言葉は一番手軽に、無料で使えるツールですが
あなたのために用意されていて、あなたの味方になってくれますよ。
一人で言語化が難しいな、と思うときにはぜひ声をかけてください。一緒にやりましょう。

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