言葉にするのは誰のため?

こんにちは。

「言葉」というテーマで何度かブログを書いています。
コレとか、この記事なんかも。ほかにもありますね。

何度も記事にするのは、言葉がとても大切なものだと思っているが故なのです。
誰かとコミュニケーションをとるのなら、真っ先に利用されるものですからね。

今までも
「誰かに思いを伝えるために」
「スムーズな関係づくりのために」
といったことを念頭に、いろいろ書いてきていました。

これらは大体、「あなたと誰か」を繋ぐアイテムとして言葉を扱ってきたものでした。

しかし、言葉を自分だけのために使うことも大切だなと思います。

決して「わがままになりなさい」とか「好き放題言いなさい」と言うことではないですよ。
それをしたら、誰かとのコミュニケーションアイテムとしての言葉が壊れちゃいます。

自分だけのために使う

これは、「頭の中を整理する」という意味で使っています。

自分の状況や考えを、頭の中から「言語」にして外に出す。
声にしてもいいし、文章にしてもOK。

誰かに伝わるように話したり、読み返してわかるような文章を作る。

頭の中の「考え・気持ち」というのは、雲の浮かんでいるようなもの。
しっかり頭の中にあると感じても、形や纏まりがないことが多いのです。

それを言葉や文字にするときには、明確な「形」にしないといけない。
この工程を行うとき、頭は急速に整理されていきます。

カウンセリングの役目としても、この部分は重要な位置づけになっています。
たとえカウンセリングでなくとも
イメージを固めたいときや、整理したいとき
自分で受け止めていきたいとき
こんなタイミングには、口にしてみたり、文字に起こしてみてください。

言葉は一番手軽に、無料で使えるツールですが
あなたのために用意されていて、あなたの味方になってくれますよ。

一人で言語化が難しいな、と思うときにはぜひ声をかけてください。一緒にやりましょう。

言葉にするのは誰のため

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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