世界は“見たい”ものに溢れてる

こんにちは。

自分のお庭にお花を植えたら、ほかのご家庭のお庭に目が行くようになる。
犬を飼っていると、お散歩している犬をすぐに見つけては、ニコニコしちゃう。
車を買ったら、同じ車種が意外とたくさん走っていることに気づく。

これは全部私のお話なんですが、こんな経験ありませんか?
“あるもの”が自分のものになったり、自分の世界に入ってきたら、それが目に留まるようになる気がします。

好きなものがたくさん目に飛び込んでくる。こんなにうれしいことはないですよね。

でも、逆のこともある。
「これ嫌いだなぁ」「なんでああいう人がいるんだろう」とか
嫌なものに注目してしまって、それが心に残ってしまうとそればっかりに見えてしまう。

一回そうなってしまうと、どんどん嫌なところばかり気になるように。

それでも、心の中で何に注目するかを変えることができると、見える世界も変わってくるんです。
もし嫌なことばかりに目が行っている自分に気づいたら
ほんの少しでもいいので、自分が「好き」と感じるものに注目してあげましょう。

ふと見つけた小さな花に目を留めるとか
おいしいコーヒーの香りを楽しむとか
気持ちのいい風を感じるとか。
些細なことでも、意識的に自分の「好き」に目を向けることで
心が少しずつ軽くなっていくのを感じられるはずです。

結局のところ、私たちは意識することで自分の世界を作っているのかもしれません。
だからこそ、世界が輝いて見えるように、意識を向ける対象を自分で選んでいきたいですね。

注目するものが世界を作る

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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