先延ばしが止まらない日へ。

2024年11月14日 2025年12月10日

藤田勇気

やることはあるのに、なんとなく気が向かない。
気づけば先延ばしにしてしまっている。

そんな日って、誰にでもありますよね。

「まだ期限が先だから」
「今は他のことをやりたいし」

そうやって“やらない理由”を見つけて、
そっと横に置いてしまう。

その気持ち、すごく分かります。

意外とあっさり終わったりしませんか？**

「ああ、なんでもっと早くやらなかったんだろう…」
って思った経験、きっとあなたにもあるはず。

つまり、
私たちが一番つまずくのは
“作業そのもの” ではなくて、

最初の一歩。

ここが重たいだけなんですよね。

「5分だけなら…」
そう思えると、心理的なハードルが一気に下がります。

そして始めてみると、
気づけば5分以上できていたり、
意外と集中できちゃったりも。

最初は“やる気”より
“触る”ことが大事なんです。

大きな仕事だと、見ただけで疲れちゃうもの。
だからとにかく小さくしてみる。

「家中の大掃除！」じゃなくて
「棚の上の紙だけ片づける」みたいな感じで。

小さく区切ると成功体験が生まれて、
次もスッと動けるようになります。

実は、理由が分かれば前に進みやすいことがあります。
たとえば…

・完璧主義で動けなくなる
・「できなかったらどうしよう」の不安
・他のことで頭がいっぱいで集中できない

こんな理由が隠れていることも。

“なんで進まないんだろう？”
と一度立ち止まるだけで、
次の一歩が軽くなることがあるんです。

たった5分でも、
区切った作業ひとつでも、
終わったら「できたじゃん」と自分に言ってあげてください。

その小さな一歩が積み重なると、
やがて大きな成果につながっていきます。

自分を“ちょっとだけ褒めること”。
これが意外と強いエネルギーになるんですよね。

動けない日は、誰にでもあります。
一歩が重く感じる日があるのも自然なこと。

だからこそ、
“やる気が出るのを待つ”より
“軽い一歩を踏むための工夫”を
そっと自分に用意してあげてください。

あなたのペースで大丈夫。
小さな一歩が、ちゃんと明日に繋がっていきますよ。

藤田勇気くれたけ心理相談室（仙台支部）心理カウンセラー

宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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