人と話して広がる世界

「ここも直したほうがいいかもしれませんよ」

資料を作っているとき、
ふとした質問をしたら、相手の方が
まったく別の部分を指摘してくださいました。

自分では“そこは大丈夫なはず”と思っていたので、
最初は「えっ?そこ…?」とびっくり。

でも、詳しく聞いてみると…。

見事に間違っていました。

気になる部分ばかりに意識が向いていて、
大事な前提がすっぽり抜けていたんです。

「視野が狭くなっていたんだなぁ」
そんなことをしみじみ感じました。

そこからはせっかくだしと思い、
自分の考え方や疑問をいろいろ話してみることに。

「私はこう見えていたんですけど…」
「この理解って合ってますか?」
「別の方法なら、こういうやり方もありますよね?」

そんなふうに意見を交わしていくうちに、
お互いの感覚や知識が少しずつ混ざり合っていくのを感じました。

すると、不思議なことに。

自分の中にあった“凝り”みたいなものが、
じわじわ溶けていくんです。

1人で考える時間も大切だけど、
人と話すことでしか見えない世界がある。

「自分の正しさ」も
「自分の思いこみ」も
誰かと対話することで
ちょっとずつ形が変わっていく。

そんな瞬間に出会えるのって、すごくありがたいなぁと思いました。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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