春への履き替え

春が来ると、いろんなものに変化のタイミングがやってきますよね。

昨日、愛車のタイヤをスタッドレスから夏タイヤに交換してきました!
これも変化の1つ。

仙台でも桜が咲き始め、街の色がふんわりと明るくなるこの頃。
長い冬を一緒に乗り越えてくれたタイヤに「お疲れさま」を、夏タイヤには「これからよろしく」と心の中で伝えたのでした。

「タイヤ」として見れば、どちらも“ただの道具”。
けれど、季節や環境に合わせて、その役割をしなやかに変えていく姿には、私たち人間の生き方にも通じるものがあるように思うのです。

寒く厳しい時期には、心も身体も慎重である必要があって。
でも春が来れば、少しずつ殻を脱いで、風の匂いを感じながら前へ進んでいく。
そのとき、自分に合った“履き替え”ができているかどうかが大事なんですよね。

「変わらない」「安定している」ってすごいコトだと思うけど
環境や状況に合わせて変わっていける柔らかさもまた、私たちを支えてくれる力なのでしょう。

この時期にピッタリの装備になった車で
桜が咲く道を走りながら
私もまた、この春をどんな足取りで歩んでいこうかと、静かに思いを巡らせたのでした。

あなたも、自分らしい春の一歩を踏み出せますように。
そんな歩みを、そっと支える存在でいられたら嬉しいです。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

コメントはお気軽にどうぞ