やさしさも、努力も、やりすぎ注意報

昨日の宮城県は、朝からすごい雨で。
まさに「バケツをひっくり返したような」土砂降り。

ちょっと外に出るだけで、靴もズボンもびっちょびちょ。
私もずぶぬれで一日を過ごす羽目に…

でも、こんな雨も、植物や作物にとっては恵みの雨。
「お庭の草木が元気になるな~」と思いつつ
冷えた足を気にしつつ帰宅しました。

そして迎えた今朝。

庭に出てみて、私は思わず叫びました。
「えええええええ~~~!?!?」

 大雨で、庭のグミの木がぐんにゃりと曲がっちゃってる!
雨の重みに枝が耐えきれなかったみたい…

グミの木ビフォーアフター
左:普段 右:雨後

水は命の源。
でも、たとえ「恵みの雨」でも
降り過ぎれば、かえって植物を傷つけてしまう。

その姿がなんだか、自分自身とも重なって見えました。

誰かのために、とがんばること。
自分にできることを一生懸命やろうとすること。
それはとても素敵。

でも、
「がんばらなきゃ」
「やさしくしなきゃ」
そうやって無理を重ねていくと、
気づかないうちに心に重みがのしかかって、
ぐにゃりと曲がってしまうこともある。

グミの木は
そっと支柱を立ててあげたら
ほっとしたように立ち直ってくれました。

きっと人も同じ。
ちょっとした支えがあれば、
またゆっくり元気を取り戻せる。

がんばることは悪くない。
でも、「がんばりすぎないこと」も、同じくらい大切。

今日のあなたが、少しでも軽くなりますように。
無理せず、やさしく、ゆるやかに。

 

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

コメントはお気軽にどうぞ