話したくなったときでいいんです

こんにちは。

カウンセリングの時間の中で、「沈黙」が生まれることがあります。
でも、それは悪いことではありません

相談に来ていただいた方には、それぞれのお話ししたいこと、抱えていることがあります。
それをカウンセラーにどう伝えたらいいかと考えたり
気持ちや内容を改めて頭の中で整理したり。
もともとゆっくりお話しされる性格の方もいらっしゃいます。

色々な理由から、「沈黙」は生まれます。
でも、日常生活の会話の中では「沈黙」することは少ないですよね。
そのせいか
「うまく話せなくてすみません」
「時間をとってもらっているのに」
このようにカウンセラーに謝るような、気にかけるような言葉をいただくことがあります。

気にかけていただいてありがとうございます。でも、謝る必要はありません。
あなたとお話しているこの時は、あなただけの時間です

ゆっくり考えていただいて、ご自身のタイミングでお話しください。
今まで誰にも言えなかったことや溜め込んでいたこと、言い出しにくいのかもしれません。
いつもは意見を言うことを急かされているのかもしれません。
だからこそ、カウンセリングの時間だけは、自由に自分の時間にしてください
あなたと同じペースで、寄り添いながら聴かせていただきます

「沈黙」それ自体もあなたに許された時間の使い方。
カウンセラーがそれを遮ったり奪ったりすることはありません。
お話ししたいことを、一緒にゆっくり見つめていきましょう。

沈黙

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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