不満の矢印はどこへ行く

不満の矢印はどこを向く

こんにちは。

なんでそうなるんだ!
言ったのに!
こうすればよかったじゃん!

自分の意図とは違うことが起きたとき誰しもムッとしたり、モヤモヤしたりするものです。

そんなとき、ついつい冒頭のような言葉が浮かぶことも。

頭に浮かぶだけならまだいいかもしれません。
つい誰かに向かって言葉を放ってしまうとそこから余計に揉めちゃったり。

いわゆる口喧嘩、というやつ。

ヒートアップしてしまうと相手に責任を押し付けてしまいがち。
そして気づけば、感情の押し合いが止まらなくなってしまうことも…

でも、冷静になって考えると、こう思うことはありませんか?
自分の伝え方がよくなかったのかも?
もう少し自分にできることはあったかも?
相手の考えを確認していたらどうだっただろう?

こんなふうに不満の矢印は相手に向けていたけれど、実は自分にも向けるべき部分があったと気づく瞬間があるものです。


つかれたとき
こまったとき
いそいでいるとき

そんなときは特に誰かに不満をぶつけたくなるものです。
自分が悪者にはなりたくないという気持ちもあるのでしょう。

でも
本当にそうなのか
自分はいつも完璧だったのか
そもそもそんなに不満をもつべきことなのか

これを振り返ることができたなら、少しずつ穏やかな気持ちが戻ってきて、不満の種になりそうなものを減らしていけるでしょう。

人は誰もが万能じゃないし間違いはある。
当たり前のことだけど
その当たり前を受け止めることができると不満に振り回されず、気持ちに余裕を持てるようになるはず。

イライラしてしまうことは誰にでもある。
それは仕方ない。

でもそこから
気持ちの矢印をどこに向けるか、少し意識してみませんか?
きっと、今よりいい気分で過ごせるはず。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
オンラインカウンセリングもご利用いただけます。

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