「心の熱」を冷ますということ
「熱を冷ます」という言葉があります。
今回は、体の熱ではなくて、心の中に生まれる“熱”のお話。
何かに夢中になれる。
本気で向き合いたいことがある。
誰かに伝えたい気持ちがあふれてくる。
そんな“熱”を持てることは、とても素敵なこと。
心がしっかり動いている証拠でもあります。
でも、
熱が強くなりすぎてしまうこともあるんですよね。
気持ちが前へ前へと出て
言いたいことがあふれすぎたり
思いが強くなりすぎて空回りしてしまったり。
熱くなりすぎると、自分でも、誰かからでも
ちょっと触れにくくなってしまうのです。
だからこそ、たまには
「今の私はどれくらい熱を持っているんだろう?」
そうやってちょっと静かに見てあげるのもいいのかもれません。
“熱”自体は悪いものじゃない。
むしろ、持てるってすごく良いこと。
ただ、温度が高くなりすぎたら
少しだけ冷ます時間をつくってあげる。
そうすると、
自分との関係も
誰かとの関係も、
ちょうどいい温度に戻っていく。
程よい温度でいられたら、
きっともっと気持ちよく過ごせるんだろうな、と思います。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
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宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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