話を聴く・話をするというお仕事
突然ですが、「最近、自分の過去を振り返ったことはありますか?」
相談の場でも、
あえてこれまでの出来事を振り返ってもらうことがあります。
そうすることで、
普段は気づかなかったことに
ふと気づく瞬間があるんです。
私自身、先日ふと思ったんです。
「ずっと“聴く”ことと“話す”ことが仕事だったな」と。
学生時代、私は学習塾でアルバイトをしていました。
授業よりも、
生徒たちの目標設定や進路相談を担当することが多くて、
高校の担任の先生のような役割でした。
「どうしたら、もっとよくなるかな?」と、
一緒に考える時間が好きでした。
社会人になってからは研究職に就きましたが、
実は研究そのものより、
人前で話すプレゼンや、
対話の中で何かを共有することに
自然と惹かれていったんです。
そうして出会ったのが、カウンセリングでした。
その後は、
ハローワークの相談員として、たくさんの方の話を聴く日々。
若者からシニア世代まで、それぞれの人生や悩みに触れながら、
「理論」と「感情」のバランスの大切さを学びました。
そして今、心理カウンセラーとして働くようになって改めて思います。
私はずっと、誰かの声に耳を傾けて、
その人が一歩踏み出すお手伝いをしてきたんだなと。
こうして振り返ってみると、
「自分が本当にやりたいこと」が少しずつ
形になって見えてくる気がします。
もし今、「なんだか行き詰まっているな」と感じていたら、
過去を振り返る時間を
あえて持ってみるのもいいかもしれません。
一人で振り返るのが大変なときは、ぜひ一緒にやってみましょう。
お話を聴かせていただけるのを、いつでもお待ちしています。
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