真っ暗な先のちっちゃい明かり
こんにちは。
昨日の夜、高速道路を走っていたんです。
山の中で街頭もなく、車線も片側1車線。
しまいには視界を奪われるような豪雨。
真っ暗で、狭くて、びしゃびしゃで。
進む先がどんどん先細っていくよう。
こんな状況のせいかな。
ものすごく疲れるの早いし、なんか変な気持ちが浮かぶ。
滑るんじゃないか
ガードレールにぶつかるんじゃないか
道が無くなってるんじゃないか
最後のなんて、あり得ないけど、なんだかそういう気持ちもよぎる程。
でも、ちょっと先に。
明かりが見えた。
赤く光るテールランプ。誰かいたんだ。
前を走る車を見て、なんだかうれしくなった。
1人じゃなかった。
あの人の後をついていけばいいんだ。
ゆっくりついていこう。
でも前の人は、自分より先には誰もいなくて
この前も見えない闇を一人で走ってたのか。
それに、これからもしばらく先頭を進むしかないんだろうな。
前の人は全然知らない人だし、正直ほとんど見えもしない。
でも、「一人で走ってくれてありがとう。頑張ってたんですね。」
「後ろをついていかせてください」「一人ではないよ」
そんなことを思いながら走りつづけました。
無事に目的地に。
足で地面に立って背伸びが出来る嬉しさ。雨も終わった。
あの人にありがとうを。
今回はまさに文字通り「前に進んで」いたのだけど
何かに挑戦するときの
先の見えない感覚・不安な気持ちに似ているのかもなと思いました。
でもそんなときは。
1人じゃないと気づくこと。
先を行く人を見つけること。
先人は自分の感じた恐怖をずっと抱えながら、それでも先頭を走っていること。
誰かに頼れると気づけたら
誰かがいると思えたら
それだけでずっと楽になるはず。
1人だ、暗いな、怖いな、進めないな
もし、そんな風に思ったら、私が横に行きますよ。
怖がりだし、スーパーヒーローじゃあないけれど
一緒に見つめて、目的地まで歩いていきましょう。
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