知らなかった“自分”に出会うとき

「これ、塗ってみたら?」

ある日、奥さんにすすめられて手に取ったのは、見慣れないボディクリーム。
正直なところ
「いやいや、特に困ってませんけど?」
そんな気持ちだったんです。

だって、今のお肌が普通だと思っていたから。

でもね、なんとなく言われたとおりに塗ってみたら──
おや? 肌、もっちりしてる!?
なんだこの潤いは!?笑

どうやら私、けっこうな乾燥肌だったらしいです。
知らなかったよ、自分のことなのに。


それまで当たり前だと思っていたことが、
実は「ちょっと不便だった」ことだったり、
「もっと快適になれる余地があった」


そう気づくこと、ありませんか?

新しいモノに出会ったり
誰かと関わったりする中で
「え、これが普通じゃなかったの?」って驚く瞬間。

それって、知らなかった“自分”に出会う瞬間でもある気がします。

もちろん、すべてを変える必要なんてない。
「でも私はこのままでいいな」と思うのも、立派な選択です。

でもね、「そんな選択肢もあったんだ」って知っておくだけでも、
なんだかちょっと、心が広がったような、
世界が先に続いているような気がする。

日曜の朝、なんとなくいつも通り過ごしているその中にも、
意外な“新しい自分”と出会えるヒントがあるのかも。

今日も、気楽にいきましょう。
「知らなかった自分、なかなかいいじゃん」
こう思えたらラッキーですよね! 

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を中心にカウンセラーとして活動しています。
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