苦手な人が気にならなくなった理由
ちょっと前、私には「少し苦手だな」と感じる人がいました。
その方はとても声が大きく、おしゃべりが大好き。
悪いことをされたわけじゃないのに、その声の大きさにびっくりしてしまうことが多かったんです。
でも、毎度会う人だから仕方ないよなぁと、嫌な気持ちを押し込めてやり過ごしていました。
そんなある日、友達が赤ちゃんを我が家に連れてきてくれました。
その赤ちゃん、よく泣くんです。お腹が空いたり眠かったり。
それはもう元気いっぱいで、会話が止まってしまうくらい大きな声で。
でも、全然嫌じゃなかったんですよね。
むしろ「元気だなぁ」って思うくらい。
みんなが帰ったあと
赤ちゃんの泣き声は「そういうもの」と思えるのに、なぜあの人の声は嫌に感じるんだろう?
こんなふうに考えました。
そこで気付いたのは、
「赤ちゃんが泣くのは自然な事」って自分の考え方でした。
そこから考えて、「あの人は、そういう声の出し方をする人なんだ」と思ってみることにしました。
それが自然、という捉え方。
そしたら、次にその人と会ったとき
確かに声は大きいけれど、不思議と心は穏やかだったんです。
「何か伝えたいことがあるんだな」くらいにしか思わなくなっていて。
現実は何も変わっていません。
静かな環境が手に入ったわけでもありません。
でも、自分の中で“苦手”が消えたんです。
それがとっても嬉しくて、伸び伸び過ごせるような気がしました。
ちょっとしたことなんだけれど、
相手を変えなくても、自分の心の持ち方が変わるだけでこんなに楽になるんだなと感じた出来事でした。
こういう心の持ち方がひとつあるだけで、人付き合いが少し楽になる気がします。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
-
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです🌱
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
▶ プロフィール詳細はこちら
最新の記事
趣味2025年8月14日塩ってやっぱり大事でした
人間関係2025年8月13日苦手な人が気にならなくなった理由
日々のこと2025年8月12日幸せになりたいと思ってもいい
人間関係2025年8月11日久しぶり!の懐かしさと新鮮さ