一緒に歩いた帰り道

ちょこちょこ会うけど、「友達!」って言っていいのかな…?という距離感の人っていませんか?
会えばおしゃべりするけど、ご飯に行ったこととかはなくて、直接の連絡先も知らない。
そのくらいの関係性。

先日、ある方とお会いして帰るタイミングで。
「じゃ、また!」と別れたつもりだったのですが、
向こうから「帰り道どっちですか?」と声をかけてもらって。

「この方面に行きますね~」と答えたら、
「じゃあ途中まで一緒に帰りませんか」と。

そう言われてちょっとびっくり。
いつも割とさっぱりした雰囲気の人だったので、そんなふうに言ってくれるなんて。
でも同時に、とっても嬉しかったんです。
「ああ、いつの間にかそう言ってもらえる距離感になったんだな」と。

ほんの少しの道のりでしたが、
お仕事のことや暮らしのこと、これからのことを話してくれて。
普段は聞けなかったことを知れて、なんだかもっと距離が縮まったような気がしたのです。

最後の「じゃ、また。」はいつもと同じ挨拶だったけれど、
その言い方も表情も、いつもより明るくて。
1人になった後も、嬉しい気持ちがじんわり続きました。

人とのつながりって、大きな出来事じゃなくても、
こういう小さな一歩ややりとりから温かさが広がっていくのかもしれませんね。

 

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです🌱
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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