心に残るやさしさと一言
旅先からの帰り道。
電車に乗っていると、隣に座った外国人のおじさまに英語で声をかけられました。
「この電車、東京駅に行きますか?」
言葉の意味はわかるのに、
私自身が普段使わない路線だったので
うまく答えられず、ちょっと困ってしまいました。
おじさまもアラ?、という感じで、
どうしようかな…と思っていたら
隣にいた妻がすぐに調べてくれて。
その間、私はおじさまとちょっと会話をして待つことに。
そして、東京駅に行く路線だとわかり
そう伝えられると、とても嬉しそうに笑顔を見せてくれたのです。
思わず私は「ごめんなさい、英語もあんまり上手じゃないし、道もわからなくて」と口にしました。
すると彼はにこやかに「ダイジョブ、アリガト」と日本語で返してくれたんです。
わざわざ得意じゃないであろう日本語を選び、
「上手じゃない」といったことをフォローしてくれたのでしょう。
その一言が、とっても温かく、今でも胸に残っています。
さらに、東京駅で降りるときには振り返って、
「君たちもいい旅を続けてね」
そう言って去っていったのです。
なんて素敵な人だろう。
器の大きさやスマートさ
そしてさりげない優しさに触れて
私は大感動。
「私もあんなふうになりたい」
そう思わせてくれる人に出会えたことが、何より嬉しい1日でした。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
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宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです🌱
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
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無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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