今の自分から出てきた言葉
日記やSNSで発信していると
「あれ、これどっかで見たような…」と思うことがあります。
過去の自分のものなのか
どこかで読んだものなのか
「何か」に似ているような感覚。
その感覚に初めて気づいたとき、少し落ち込みました。
この話って何番煎じなんだろう…
誰かの真似事をしているだけなのかなぁ
なんて。
その一方で
SNSでバズった文章や記事に目をやると
オリジナリティがあって
伝わりやすくて
すごくステキな文章に見える。
そして自分の拙さが余計に目立って見えて
胸の奥がグサっと痛む。
自分だけの言葉ってなんだろう。
どうやったら見つけられるんだろう。
そんなことを考えていたことがあります。
でも最近、こう思うようになったんです。
毎日生きていれば、
同じようなことを考えるのは当然のことで
誰かと似た言葉になることだってあるよなぁ、って。
でも、全部が“完全に一緒”というわけではないのです。
ほんのちょっとの体験の違い
その日の気分
風の強さや気温
空の明るさ
たまたま聞こえた会話
こういう微妙な、偶然の変化がちょっとずつ影響して
似ているけど「別物」の毎日になっているんです。
だから、どこかで見たような話でも
誰かが言っていたようなテーマでも
“今の自分を通して出てきた言葉”なら、それはもう“私”のもの。
指先ひとつで世界中の言葉に触れられるこの時代だからこそ、
最後はやっぱり、自分というフィルターを通していきたい。
だから私はこれからも
今の気分で、今の自分から出てきた言葉を、
少しずつ書いていこうと思います。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
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宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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