話を聴く・話をするというお仕事
こんにちは。
突然ですが、「過去を振り返る」ことはありますか?
相談中にも振り返ってもらうことはありますが、改めて見つめなおすことで
普段あまり意識していなかったことに気づいたりするんです。
私は最近、いつも「話を聴く・話をする」ことが仕事になっていたなと気づきました。
今日はそんな話です。
まずは学生時代。約6年間学習塾でアルバイトをしていました。
しかし、メインのお仕事は授業ではなく、
生徒たちの進路相談や目標管理と進捗確認、課題の整理が担当でした。
いわゆる高校の担任の先生というイメージですね。
もちろん解けなかった問題の解説や、質疑応答も対応しましたが、
基本は生徒の皆さんのお話を聞いて、「どうしたらよりよくなるか」を考えました。
今と似ているかもしれません。
新卒時には研究職に就きましたが、研究そのものよりも、
人と話すこと・プレゼンすることに楽しさを感じ、次第に研修の講師や
発表の場に出ることが増えました。
誰かの話を聴いて、資料を作る、なんてことも多かったですね。
このころに、対話・傾聴の重要性に気づき、
自然とカウンセリングに出会い、この道を本格的に目指すわけです。
その後、カウンセラー・相談業務の経験を積むために、ハローワークにて
皆さんのお話を聴いて、生活や就労の支援を行う相談員になりました。
年齢・性別・立場がそれぞれ全く異なる大勢の方の支援をさせていただきました。
やがてシニア世代の専門窓口を担当するようになり、定年後や子供が巣離れした後の
新たな「自分」の暮らし方を見つけるためのお手伝いをしてきました。
相談の中で、理論だけでは気持ちに寄り添えなかったり
感情だけではなかなか目標にたどり着けなかったりと、バランスの重要さを学びました。
そして現在はくれたけ心理相談室でカウンセラーをしているわけですが、
こうしてみると、常に誰かの話を聴いて・話して、というのが仕事になっています。
きっと私にはこれが一番しっくりくるのでしょう。
でも、ある日振り返り、気づくまでは全く意識していなかったことなんです。
気づいてみると、「これがやりたいんだな」と明確になってきて、
「次はどうしよう、何をすればもっとやれるかな」と感じるんですね。
こんな風に、ちょっと行き詰ったときや、これからを考えるときには、
あえて「過去」を見つめなおすのもいいかもしれませんよ。
一人でやるのは大変だ!という方は、ぜひ一緒にやってみましょう。
お問い合わせだけでも大歓迎です。いつでもお声がけください。
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