好き嫌いもあっていい

みなさんには「好き嫌い」ってありますか?
食べ物、音楽、人の話し方、考え方…。
どうしても苦手なものは苦手だし、受け入れがたいものもありますよね。

私にも「嫌い」はあります。むしろ多いほうかもしれません。
小さいころは「好き嫌いしちゃダメ」と教えられたり、
「苦手に立ち向かうのが美徳」なんて言われたこともありました。

でも、実際にはなかなかそうもいかないもの。
誰かを好きになるのと同じように、何かを嫌いになるのも自然なことなのです。

「逃げる」ことは負けじゃない

嫌いなもの、苦手な人。
それらから距離を取ることを「逃げ」と呼ぶ人もいます。
でも私は、逃げるのは弱さじゃなくて 心を守るための賢い判断 だと思っています。

たとえば、過去にトラブルを起こした人とまた同席する場面。
同じことが起きるリスクを考えたら、そこから離れるのは自然なこと。

無理に立ち向かい続けることで、心をすり減らす必要はありません。

「逃げる」が生んだプラスの変化

実際に、職場の人間関係に悩んでいた方が「苦手」を認めて距離を取りました。
無理に合わせるのをやめ、自分のペースで仕事を進めるようにしたところ…
心に余裕が生まれ、仕事のパフォーマンスまで向上したのです。

嫌いなものから逃げることは、単なる安心感を得るだけではなく、
新しい視点や前向きな変化をもたらすこともあるんですね。

自分に優しくする選択を

どうしても苦手なものから逃げるのは、悪いことではありません。
「嫌い」や「苦手」も自分の一部。
それを否定せず、優しく認めてあげることが大切です。

嫌なものとの付き合い方、無理をしない工夫。
もし悩んだときには、一緒に考えていきましょう。 

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです🌱
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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