このくらいでいい

子育てが始まったら、
今までとは全然違う暮らし方になりました。

すべてのことが赤ちゃんを中心に回っているような。

食事も睡眠も、仕事も家事も。

どれもが赤ちゃんに合わせた形になるんです。

先輩ママ・パパからも
生まれる前からそう言われていたけれど

実際に体験してみると
予想以上にガラッと変わるものですね。

そしてこれが
実は結構つらかった。

今までは大体毎日の流れが決まっていて
多少の変動はあれど

なんとなくしっくりくる形で動けていたのです。

でも、それが全部めちゃくちゃになって。

睡眠時間もマチマチで
ご飯を家族全員でゆっくりとる暇もない。

手が空くタイミングは細切れで短くて。

とにかく
「この時間にこれをする!」
なんてことができなくなったのです。

○○日はこの作業をする。
○時までに予定を済ませてそのあと出先へ。
家に戻ったら寝る前にこれとこれを済ませる。

そんな感じで予定を立てて
スムーズに1日を流していきたい私には
なかなかにストレスフルでした。

でも、そんなモヤモヤも
「子育てってそういうものだから」
「尊い時間だから」と
口に出しちゃいけないような気がして。

思った通りにいかない毎日と
なれない育児での疲れと
吐き出せないモヤモヤで

いつしかヘトヘトになっちゃってたんです。

リビングの床で寝落ちして
そのまま一晩過ごすことにも慣れた頃。

どうしてもゆっくりしたくなって
夜中の3時にお風呂を溜めました。

そんな時間に入浴したことなどありません。

でも、入ってみたら
本当に気持ちがよかったのです。

ゆっくりできた、ということより
「こんな時間でもお風呂に入っても良いんだ」
「別にいつも通りじゃなくていいじゃん」

そう思った自分が
なんでか気持ち良かったのです。

キレイな家で家族に過ごしてほしい
美味しいご飯を食べて欲しい
良いサイクルで毎日をおくってほしい

そうやってハードルを上げてたのは自分だけ。
そう気づいた瞬間でした。

「家のこと全部毎日私がやるって言ったけど!」
「毎日はやっぱり無理かも!!ごめん!!」

翌朝奥さんにも謝ってみたら
「今更!?そりゃそうよ!気にしないで休め!」って
言ってくれて。

肩ひじ張って
気合入れ過ぎてたみたいですね。

変な時間にお風呂に入って
ウロウロしながらご飯を済ませて
散らかった部屋で寝る。

そのくらいでいいやと思ったら
なんだか一気にラクになりました。

赤ちゃんの騒ぎっぷりも
毎日の忙しさも変わりません。

変わったのは
私の世界の見え方くらい。

でもそれで今は楽しい。

子育ても暮らし方も
私にはこのくらいでいいのかも。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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