思い出の場所は1つじゃない(くれたけ#245)
こんにちは!
「思い出の場所」と聞いてあなたはどこを思い浮かべますか?
生まれ育った土地、大切な人と過ごした場所、特別な出来事があった場所。
人によって、その答えはさまざま。
他の人にとっては何でもない場所でも、自分にとってはかけがえのない場所。
そんな場所、誰にでもあるのではないでしょうか。
私にとって「育った場所」は1つじゃありません。
いわゆる「転勤族」というやつで、よく引っ越しをしました。
そのぶん思い出の場所も細かく、各所に。
ただ、思い出の場所、と言いつつもそのそれぞれに出向くことはほとんどありません。
でも、旅行や出張をしていると近くを通ることがあって、「何か」を目にした瞬間に、
「あ!!ここ知ってる!!!」
こんな感じで記憶が戻ってくる時があります。
このスーパーでよくお菓子買ってた!
そこ曲がると公園があって遊んでたよな~
チャリであそこの坂下っているときにコケて大けがしたな~
良い思い出も残念な思い出も、平等によみがえってきます。
さすがに時が経ち、風景が変わっていることも少なくありません。
でも、どこかに面影が残っていると、私の中に当時の世界が浮かんできて、懐かしさと時の経過を感じさせてくれるのです。
良いことも悪いことも
変わったモノも変わらないモノも
過去の気持ちも今の気持ちも。
ずっと暮らした「故郷」と呼べる場所はないかもしれません。
でも、1つの故郷はなくても、心の中にはたくさんの『思い出の場所』がある。
それらが積み重なって、今の自分を作っているんだなぁと思うのです。
あなたの「思い出」はどんなところにありますか?

今日の記事は、くれたけ心理相談室 本部からのお題「どんなタイミングでカウンセリングを受けるのが一番良いのでしょうか?」にお答えしました。
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