満開じゃなくても咲いている
お庭に咲いた、たった一輪のオオデマリ。
昨年は鉢植えでたくさんの花を咲かせてくれたのだけど
今年はその姿が見えなくて、ちょっぴり寂しい気持ちになりました。
でも思い出したのは
昨年の秋に「もっとのびのびと育ってほしい」と思って
鉢から庭に植え替えたこと。
大きくなってほしくて、広い場所を用意したんですよね。
根を下ろしたばかりの土地に慣れるのは
植物にとってもきっと大きな変化だったんでしょう。
それでも、咲いてくれた。
そう考えると、見方がグッと変わります。
たった一輪でも
ちゃんと生きて
春に花をつけてくれた。
その姿がとても美しくて、いとおしくて、なんだか感動しちゃいました。
「たくさん咲くこと」
「満開であること」
ついそれがお花の正解のように思ってしまうけれど、そうじゃない。
たった一輪でも、命をつなぎ、今ここで咲いていることが何より尊いのです。
人間も同じ。
毎日キラキラしていなくても、
目に見える成果がなくても、
今ここで、
日々を生きているだけで本当にすごいことなんだと思うのです。
思うように咲けない時期もある。
でも、根を張り、小さくても花を咲かせている。
そんな自分を「よくやってるよ」って、認めてあげたいですね。
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