あっ!と驚きたい私─作品選びの楽しさ
どんでん返しって好きですか?
物語の根幹が最後に覆るような
騙されていたのは自分だったのか!となるような
話づくりの手法の1つ。
これが結構私は好きなんですよね。
なんでもかんでも覆してほしいとは思いませんが
サスペンスやミステリーで
「あッ!」と驚かせられるような
巧妙な仕込みをされていると嬉しくなります。
結末を知った後に振り返ると
最初から「それ」は示されていたり
気づけるような仕掛けがされていたりすると
「やられたなァ~」って思うんですよね。
だからこういう作品に多く出会いたいのですが、難しい。
本の帯や広告に
「衝撃の結末」
「あなたは気づけますか」
「どんでん返しにあなたも騙される」
なんて書いてあるとわかりやすいけど、違うんです!
「どんでん返し」があるって知った状態だと
もうそれを探しちゃって、100%で楽しめない。
しかも仕掛けを見つけちゃうと結末もわかっちゃう。
かといって適当に作品を選んで
ばったり遭遇!なんてのもあんまりないことで…
このジレンマ、誰かわかりませんか。
傑作を知りたいけれど
知ってしまうと楽しさ半減。
なんてワガママな奴なんだ、と自分で書いていても思います。
でもこのぐるぐるした小さい悩みが
私の作品選びにはついて回っているのです。
またいい作品に出会えるよう願いながら
今日の帰りは本屋さんに行ってみようかな。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
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宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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