基本に立ち戻ってみる

ある日キッチンで思いました。
似たような献立ばっかり作っているなぁ、って。

手に入りやすい食材をよく使って
考えなくても作れるものを選びがちだからこそ。

もちろん、それで困ることも無いのですが
昔は色々作っていたように思ったんです。

あの頃はどうして色々作っていたんだろう。

そう考えて思い出したのが
「レシピ本」の存在でした。

料理を始めたころ、
何をどう作ればいいのか
ほとんど知りませんでした。

食材の切り方も
火の通し方も
味つけの加減も
ひとつずつ確認しながら作っていました。

だから「基本のレシピ」のような本を買って
和食も洋食も中華も挑戦していたんです。

失敗する日もあったけど
ひとつ作るたびに「私にもできるんだ」と嬉しくて
また次のページを開いていた気がします。

それから時間が経って
今ではレシピがなくても作れるものが増えました。

これはこれで成長ですよね。

でもそのぶん
調べたり、試したり、基本に戻ったりすることは
減っていることに気づきました。

久しぶりに
あのレシピ本を手に取りました。

濡れた手で触ったのでしょうね。
ページはしわしわでぼろぼろ。

でも
あの挑戦の日々が残っている気がして
それがなんだか嬉しいものです。

慣れることは悪いことではありません。

でも、慣れたころに
基本へ戻ってみると
忘れていた楽しさを思い出すこともあるものです。

料理も、仕事も、人生も
きっと同じなのでしょう。

少しマンネリを感じたときは
新しさを探すのも良いけれど
昔を振り返ってみるのもアリですね。

次へ進むヒントがそこには眠っているかもしれませんから。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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