やさしいひと
こんにちは。
自分の過去を思い返し、失敗や至らなさを悔いたり、言動の小さな一部をも心に残して自分を責めてしまう。
こんな経験、思い当たる人も多いのではないでしょうか?
ふと蘇る感情に苦しめられて
「これからどうしたらいいんだろう」
「もう失敗したくないな」
「あの人に嫌な思いさせちゃったのかな」
こんな風にどんどん自分がダメな人間に思えてしまう。
でも、そんなことは決してありません。
過去を振り返り、深く思い悩んでしまう人は、とてもやさしい心を持っているんだと思います。
誰かを思いやり、一生懸命に向き合ってきたからこそ、過去の出来事が強く心に残ってしまうのです。
そして、そのやさしさこそが、自分自身を責める要因にもなってしまっているのです。
過去を振り返り、「こうすればよかった」と考える。
これ自体は自分が成長しようとする自然な心のはたらきです。
その際に足りない部分が目立って、つい自分を責めてしまう。
でも、そのときのあなたは「すべてがダメだった」のでしょうか。
きっと悪意を持って「わざと」失敗したわけではないはずです。
結果的には上手くいかない部分があったのかもしれません。
でも、そこに至る過程では
「こうすればうまくいくかな」
「喜んでもらえたらいいな」
そんなふうに、自分の意思や気持ちも込めて
円満な成功を目指していたはずなんです。
そのときに抱えていた「やさしさ」を、自分自身にも向けてあげてください。
たとえ過去の記憶に苦しめられることがあったとしても、それはあなたが真剣に生きてきた証。
だからこそ、自分を責めるのではなく、やさしい心を未来に生かす方法を探してみてください。
誰かを思いやるあなたのやさしさは、きっと未来の自分にも届くはずです。
それでも不安や悩みに押しつぶされそうになったときは、相談してください。
あなたの味方として、そっと支え続けます。
あなたのやさしい心が、未来へつながるお手伝いができれば幸いです。

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