わかりあうということ(#281)

「わかってほしい」
「相手のこともちゃんとわかりたい」

家族でも、恋人でも、友人でも。

私たちは、大切な相手であればあるほど
その人とわかりあいたいと思うものなのかもしれませんね。

でも、これが意外と難しい。

たくさん話してきた相手や
長く一緒にいる人でも

その人のことを100%知っている、
なんてことはきっとないのでしょう。

もちろん、
何かを隠しているとか、
秘密があるという意味ではありません。

昨日はこう思っていたけれど、
今日はまた違う。

同じことをしても、
その日の気分や疲れ具合で感じ方が変わる。

そんなふうに、人のこころって常に動いているものだからこそ、

相手の全てを知り尽くすことは難しいのかな、と思うのです。

そう考えると、
「あなたならこう思うよね」
「私のことはわかっているよね」と決めてしまうより、

「今日はどう思ってる?」
「今の私はこう感じてるよ」と
その都度伝えあえるほうがいいのかもしれません。

【わかりあう】というのは、
全部を知ることでも、
同じ考えになることでもなくて。

「私はあなたではない」

そこから始めて、

それでもあなたのことを知りたい。
私のことも知ってほしい。

そんなやりとりを
絶えず重ねていくことなのかもしれません。

わかりあうって、難しい。

でも、
わかったつもりにならずに
いつでも、何度でも
知ろうと歩み寄ることができる。

それもまた、
人と関わることのいいところなのかな
そう思っています。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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