大事なことは「あなたにとって」
「気にしすぎ」と言われたこと、ありませんか?
「そんなの気にする必要ないよ」
「考えすぎじゃない?」
誰かに打ち明けたとき、そんなふうに言われて、
なんとなく自分が「神経質すぎるのかな」と感じたことはありませんか?
でも、それがどんなに些細なことに見えても、
あなたにとって“気になる”という感覚には理由があります。
そして、その感覚は、あなたの価値観や大切にしているものを映しているのです。
自分にとって大切なもの、他の人には?
人にはそれぞれ、「これだけは譲れない」と感じることがあります。
それは、育ってきた環境や経験、人生のなかで形づくられた価値観そのものです。
たとえば
・人との約束を守ること
・整理整頓された空間
・言葉選びの丁寧さ
・ちょっとしたマナー
それらを大事に思う気持ちは、他人には「細かいこと」と映るかもしれません。
でも、あなたにとってそれは、安心や誠実さとつながっているはず。
だからこそ、「気にしすぎ」と切り捨てられるのは、少しつらいことなのです。
他人と違うこと=間違いではない
自分の価値観を大切にすることと同じように、
他の人の感覚やこだわりにも「そう感じる人がいるんだな」と耳を傾けることができたら──。
それは、お互いを認め合う第一歩。
「自分と違うから理解できない」ではなく、
「違うからこそ学べることがある」と思えると、世界はもっと優しくなるかもしれません。
「自分を大切にすること」と「他人を尊重すること」は両立できる
自分の価値観を守ることは、わがままではありません。
同時に、他人の感覚を否定しないことも大切です。
「私はこう感じる、でもあなたがそう思うことも理解したい」
この姿勢が、人間関係の中での調和を生み、自分らしさを保つカギになるでしょう。
あなたの感覚は、あなたの大切な軸
誰かの「気にしすぎじゃない?」という言葉に、不安になる必要はありません。
あなたの感覚や価値観は、あなたの人生の軸となる大切な一部です。
それを大切にしながら、違う価値観にも耳を傾けられたら、
人とのつながりはもっと温かいものになります。
あなたの「大切」が、誰かの「大切」をも尊重できるやさしさにつながりますように。
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