枷と碇は似ているけれど
人との関係を表現するとき、
私たちはよく「つながり」という言葉を使います。
私も何度となく使ってきました。
でも、つながりって
いったいどんなものなんでしょうね。
糸や、ロープ。
はたまた、鎖でしょうか。
ただ、鎖と聞くと
あまり良いイメージは浮かばないかもしれませんね。
縛って自由を奪う、そんな雰囲気で。
実際、人とのつながりが苦しくなると
その関係は「枷」のように感じられることがあります。
期待に応えなきゃいけない。
嫌だとなかなか言えない。
離れたいのに離れられない。
本当は支えになるはずだったのに、
いつの間にか
苦しさの理由になってしまうような。
でも。
私は人とのつながりを
「碇」のようなものにできたらいいなと思うのです。
枷と碇は
よく似ています。
どちらも何かを留めるもので
どちらも鎖につながっています。
だけど。
その意味はまったく違います。
枷は自由を奪うためのもの。
碇は流されすぎないためのもの。
碇は無理に縛るものではありません。
たとえ揺れても
望まぬ場所へ流されないようにするものであり
その鎖をたどれば
帰る場所があると感じさせてくれるものです。
人とのつながりも、
そんな形を作れたらいいなと思うのです。
相手を縛るためではなく。
自分を縛らせるためでもなく。
疲れたときに戻れる場所として。
迷ったときに思い出せる場所として。
枷ではなく
碇として。
そんなつながりを、
少しずつ育てていけたらいいですよね。
投稿者プロフィール

- くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
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宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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