離れることも、つながること

人と長く付き合っていくためには、
いつも近くにいることが大切だと思われがちです。

もちろん、それが必要なときもあります。

けれど、人とのつながりを大切にしたいからこそ、
距離をとる方がいいこともあるのかもしれません。

どれだけ大切な相手でも、
一緒にいることがしんどくなる日はあるものです。

嫌いになったわけではなくても、
話を聞く余裕がなくなることもあるでしょう。

ただ、そこで距離をとろうとしたとき

「離れたら関係が終わってしまうかも」

そんな不安を感じる人も多いです。

だけど、離れたくなるのは、
関係を大切にしていないからとは限らないように思います。

これ以上つらくならないように、
心が自分を守ろうとしているのかもしれないのです。

「離れる」と聞くと、
別れや絶交のような強い決断を思い浮かべるかもしれません。

けれど、人との距離は
0か100かの二つだけではありません。

少しの間会わない。
連絡を減らす。

そのくらいの離れ方で
調子や気持ちを整えることで、

かえって相手と向き合いやすくなることも
少なくないのでは、と思っています。

人によって、心地よい距離は違います。

どれが正しいという話ではありません。

大切なのは、
自分が無理をしすぎずにいられる距離を知ること、だと思います。

近づきすぎて苦しくなったら、少し離れる。
寂しくなったら、また声をかけてみる。

そうやって距離を動かしながら、
そのときの自分に合う場所を探してもいいのでしょう。

離れることは、
必ずしも相手を拒むことではありません。

これからも関わっていきたいから、
今は少し休む。
自分を守るために、
会う回数を減らしてみる。

それもまた、つながりを続けるために大切なこと。

しんどいときまで、
無理につながり続けなくても大丈夫。

少し離れても、
大切に思う気持ちまで消えるわけではありません。

長く付き合っていくために、今は離れる。

そんな距離の取り方があってもいいのだと思います。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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