想いは伝えられるうちに

「あのときちゃんと伝えればよかったな」

時間が経ってから胸に浮かぶ言葉。

こんなふうに
言えなかった言葉や気持ちを
あとから何度も思い出すことってありませんか。

面と向かっているその場では

今じゃないかも。
もっといいタイミングがある気がする。
次に会ったときでいいかな。

そう自分の気持ちを心にしまい込んで
伝えられないまま時間だけが過ぎていく。

そんな経験に覚えがある方も多いのではないでしょうか。

もちろん、なんでもすぐに言えばいいわけではありません。

相手や周りの状況もあるし
自分の気持ちがまとまっていないことだってあります。

でも、誰かとの関係には、
必ず「次」があるとは限らないんですよね。

次に会ったら。
落ち着いたら。
いつか言えたら。

そう思っているうちに、
その「いつか」はもう来ない、なんてことも。

「想いを伝える」ことって
相手のためだけではなく、
自分のためでもあると思うんです。

「会えてよかった」
「ありがとう」
「ごめんね」
「寂しかった」
「嬉しかった」

少し勇気は要るけれど
「伝えられた」というその事実があるだけで
心はずいぶん安心できて
その先とも向き合いやすくなるんですよね。

言葉にしなかった想いって、
心に沈んで残ってしまうこともあるものだから。

大切な誰かへの大切な気持ちは

外に出してあげることで
自分自身のことも
少しずつ救ってくれるのかもしれません。

伝えることは、
誰かに想いを届けること。

もちろん、それも大切なことです。

だけど同時に、
自分の心に優しくしてあげることでもあるはずだと思っています。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
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