できる前

モノを掴めずバタバタしたり、
自分の手足に気づいて驚いていたり
寝返りが途中で止まって叫んでいたり。

赤ちゃんは
私たちが当たり前にできるコトも
上手くできず毎日挑戦の日々のようです。

それを見ているとつい、

「もうちょっと手をこうしたらいいのに」
「惜しい!もう少し体ひねって~!」なんて思ったりします。

でも、私だって最初から
できたわけじゃなくて

だんだんできるコトが増えていって
今の当たり前の毎日があるんだよなぁと
しみじみ思います。

そしてそれは
体の動かし方だけじゃなくて
自転車も、逆上がりも、
数学の問題も、料理の火加減だってそうでした。

できなかったときは
「全然わからん!できない!」って悩んでいたはずなのに。

ひとたび理解してできるようになると
それがいつの間にか
「できて当たり前」になっていて。

そして、いつしか
出来なかったことさえ忘れているみたい。

でも。たまには。

出来なかった頃の自分やそのときに思っていたことを
振り返ってみるのも良いのかな、なんて
日々挑戦する小さな命を見て思いました。

もしこれから、
この子が何かにチャレンジしていくときは

「今の自分」が教えるのではなくて
一度、できなかった頃の自分に
会いに行ってみようかなと思うのです。

何がわからなかったのか。
どこで止まっていたのか。
何をきっかけにできるようになったのか。

そんなことを思い出してから
目の前で頑張っている人に伝えてみる。

できなかった頃の自分も、
誰かに何かを教えるときには
いい先生になってくれるのかもしれませんね。

投稿者プロフィール

藤田 勇気
藤田 勇気くれたけ心理相談室(仙台支部)心理カウンセラー
宮城県仙台市・富谷市を拠点に活動している心理カウンセラーです。
日々のモヤモヤ、家族のこと、進路やキャリアのこと。
どんなに小さなことでも聴かせてください。
無理せずゆっくり、一緒に整えていきましょう。
▶ プロフィール詳細はこちら

コメントはお気軽にどうぞ